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社外用プレゼンテーション(企画提案:営業用)
他社への企画提案や、公的機関へのプレゼン、営業プレゼン、セミナー営業プレゼンなどです。相手は利害の異なる方が対象なので「見よう」という意識が低いです。場合によっては批判的な見方や、まったく見てくれないということも起こってきます。たとえある程度頑張って見ようとしてくれた場合でも、わかりにくい説明や、単調な表現、文字ばかりのスライドなどでは、結果的には何も伝わらないということになりかねません。何も伝わらないということは、何も行動を起こさないということであったり、あなた(の会社)のブランディングにも影響します。面白くない、つまらないという印象は、結果的にあなた(の会社)の印象に直結します。ターゲットにわかってもらえるスライドづくり、センスの良いスライドづくりをすることで、好印象を与え、潜在的な顧客(ファン)を増やすことにも繋がります。
ではどのようなスライドデザインが良いのでしょうか? 箇条書きにしてみました。
●説明する順番が適切かどうか(順を追って理解できる構造になっているか)
●不足している要素に気づき、補えているか
●イメージ(ビジュアル)的に伝える努力をしているか
●感情に訴える仕掛けはされているか
●カラーリングはターゲットに好むものになっているか
●1スライドにたくさんの内容を詰め込みすぎていないか
●図や写真などを効果的に使用できているか 等々…
個人的な好みも入りますが、一番の理想は、できるだけスライドに文字を入れないで(またはできるだけ少ない文字にして)ビジュアル(写真や図)を多めにして、シーンごとに口頭で説明をするタイプのプレゼンテーションが好きです。例を挙げるならスティーブ・ジョブズ氏のプレゼンです。彼のプレゼンでのスライドにあるものは、キーワードや写真・図などだけで、決して文章(長文)などは入っていません。読み上げる説明文はすべて暗記し、事前に何度もリハーサルをして、本番では、あたかも、その場で考えたかのような自然で情熱的な口調で雄弁に語るのです。
できるだけ一度に多くの人に影響を与えたいのであれば、ジョブズ氏のようなやり方をお勧めします。ジョブズ流はハードルが高いという方でも、できるだけスライド内に長文(説明文)を入れないで、見る人を飽きさせないで興味をそそる工夫をされることをお勧めします。 |